● ● ● 名古屋臨床小児歯科研究会のあゆみ 

本研究会が設立されたのは、小児むし歯の洪水時代といわれた1970年です。小児歯科専門の診療所が愛知学院大学の小児歯科を含めて名古屋にやっと4カ所できてきた頃でした。
 そして、重症むし歯の小児は、どこへ行ってもなかなか治療してもらえない大変な時代でした。
 そのような時代に約10名の会員で発足した本研究会でしたが、年々会員数が増え、活動も活発になり、今日までに日本小児歯科学会中部地方会の学術大会を何度も担当してきております。
 
  今でこそ、全国の数多くの地域に小児歯科開業医の研究会がありますが、本研究会が設立された頃は、東京と名古屋にあるのみでした。
 そして、東京より名古屋の方が、小児歯科専門の診療所数が人口に対して多くなっていきました。
  その理由は、1961年に愛知学院大学歯学部が設立されると同時に、小児歯科講座が開設されたからです。東京医科歯科大学に次ぐ全国で2番目の講座でした。
 愛知学院大学小児歯科学講座の医局出身の先生や、小児歯科専門の歯科医院で勤務の後に開業された先生が、毎年のように本研究会に入会されていき、今ではいろいろな大学出身の歯科医師がメンバーになっています。